用語集

用語集

綾織り

タテ糸がヨコ糸の上を2本(3本)、ヨコ糸の下を1本、交差させて織られる織物です。糸の交錯する点が斜めに走るのが特徴です。平織りよりもしなやかな風合いがあり、伸縮性に優れ、シワがよりにくい等の利点があります。斜めに入る線の事を、斜紋線(しゃもんせん)あるいは、綾目と呼びます。2本交差の場合を「三つ綾(2/1)」、3本交差の場合を「四つ綾(3/1)」と呼び、それぞれ斜線の角度は異なります。 織組織の関係上、生地の表面はタテ糸の割合が多いです。
四つ綾(3/1)の織物を一般的に「ツイル」と呼んでいます。 また(2/2)組織の綾織物もあり、これも四つ綾と呼びます。タテ糸とヨコ糸の割合が生地の表裏ともに同一で、斜線の角度が45°なのが特徴(生地の裏表は綾目の向きで判別します)です。

ウィンドウペン

窓枠の格子が並んだようなチェック柄。
イギリスの家の窓には細い枠を使っていて、それに似ている事から由来する。

ウィンドウペン
※クリックで拡大します

AMFステッチ

手縫い風のステッチのこと。
AMFとはアメリカンマシンファウンドリーの略で、ミシンを開発した会社の名前。

オルタネイトストライプ

ストライプの太さや色が交互に並んでいるストライプのことです。

カシミア

カシミア山羊の毛のことで、繊維が細く、柔軟で、独特のぬめりのある手触り、深みのある色彩などの特徴を持ち、繊維の宝石とも呼ばれています。

カラー

ジャケットの上襟のこと。

グラフチェック

方眼紙のような細かいチェック柄です。 遠めに見ると無地のように見えます。

グレンチェック

4種類の柄を格子状に組み合わせたチェック模様のこと。
スコットランドのアーカートという地の谷間(グレン)で織られたことから由来しているそうです。
ハウンドトゥース同様、英国の伝統的な柄でグレナカートチェックが正式な名称。

ハンドトゥース
※クリックで拡大します

ゴージライン

上襟と下襟の境目のライン。
このラインの高さや角度によって見え方の印象が変わり、ゴージラインが高く、角度がより肩の線に平行に近くなるほど、視覚的に背が高く見える効果があります。(※バランスがおかしくなるので、やりすぎには注意!!)

シャークスキン

色の違う糸を交互に配列して、2/2の綾組織とし、サメの皮のような外観を現した梳毛織物のこと。

シャドーストライプ

シャドーストライプは光の当たり方によってストライプが浮き出てきます。
見た目の通り光沢感があり、華やかに見えます。

シャドーストライプ
※クリックで拡大します

シャドーチェック

光の当たり方でチェック柄が浮き出てきます。
シャドーストライプ同様、華やかな印象になります。

サテン生地

サテン織りとは、朱子織(しゅすおり)ともいいこれは縦の糸と横の糸が交わらないで縦または、横の糸だけが表面に表れるようにした織り方です。

シャンブレー織り

シャンブレー生地は、経(たて)に色糸を、緯(よこ)に未晒(みざらし)糸を用いて霜降りのようにした平織りにすることで光沢の変化や、高級感をお楽しみ頂けます。
見る角度によって色が違って見えるのもシャンブレーの特徴の一つです。
シャンブレーは、単純な組織で構成していて簡単そうに見えますがその単純でいてシンプルだからこそ織りに神経を使います。また、経、緯に使用する糸とその染め上げられた色にこだわることで、シャンブレー独特の質感・風合いが得られます。

朱子織

朱子織とは、経糸か緯糸のいずれかを4本以上とばして、交差させて織る方法のことを言います。朱子織は、表面は、滑らかで、光沢があるが、耐摩擦性に乏しいと言う特徴があります。朱子織は、その独特の織り方によって、縦あるいは、横のどちらかが浮き出ます。縦が浮き出たものを「経朱子織」と言い、横が浮き出たものを「緯朱子織」と言います。また朱子織は、サテン織とも呼ばれています。

シルク

真珠のような美しい光沢、染色後の鮮やかな発色、またドレープ感もあります。
また機能の面でも保温性、吸湿性、放湿性などに優れています。

スーパー100’s

良い生地を見分けるための、一つの要素となるこのスーパー○○とは、 その服地に使われている原毛(ウール)の細さを表しています。 数字が大きいほど細い毛になり、例えばSuper100'Sの場合18.5ミクロン(1ミクロンは1/1000ミリ)という細さになります。

ウール100%以外の服地でもカシミヤやビキューナ、シルクなどが混ざっている場合はスーパー表示可能ですが、 原則としてポリエステルなどの化学繊維が混ざっている生地には表示できません。(追記:数%未満であれば表記可能になりました) また表示できる数値は使用されているウールすべての平均値で、一部分だけ細番手の糸を使用してもその番手表示はできません。

Super(番手) 80'S 90'S 100'S 110'S 120'S 130'S 140'S 150'S 160'S 170'S 180'S 190'S 200'S
Micron(細さ) 19.5 19.0 18.5 18.5 17.5 17.0; 16.5 16.0 15.5 15.0 14.5 14.0 13.5

一般的なウール製品の場合、使われる原毛の細さはだいたい30~25ミクロン程度でスーパー表示には該当しません。 既製品のスーツの場合、多くは20~23ミクロン程度のものがよく使われているようです。 ちなみにスーパー80未満の場合いちいち「Super~」という表記はしません。

良質なウールになるとスーパー100、110と数字が上がっていき、 ゼニアやロロピアーナクラスになると、多くはスーパー120~130がよく使われています。 なかには「Super160'S」という超極細番手の原毛を使用した服地もありますが、 その細さはカシミヤとほとんど変わらない(15.5ミクロン)ため、 手触りもカシミヤのようにやわらかく、独特の艶が出てきます。

梳毛織物

梳毛織物は、主として梳毛糸を使用した織物です。
けば立ちがなく平滑で、組織が明らかになっています。
梳毛糸とは、羊毛などの繊維をすいて長い繊維を残し、平行に並べて引き伸ばし、撚(よ)りをかけて糸にすることです。

チョークストライプ

チョークストライプとは、チョークでひかれた線のように輪郭がぼやけたストライプのことです。やや太めの縞で、秋冬者の生地、特にフラノ地に多用されることが多いです。

チョークストライプ
※クリックで拡大します

テキスタイル

テキスタイルとは、織物、布地(=ファブリック)のことを指します。
語源はラテン語の「textilis(織物)」または「texere(織る)」から来ていると言われています。
織物および織物の原料のことで、広くは繊維製品全般、布地やインテリアなどに使われる図案まで含める場合もあります。

ナノテクノロジー

この最新テクノロジーは、10 億分の1 という単位の繊維粒子に撥水加工を施しているので、通気性も抜群、梅雨の時期にも最適です。また、環境にも影響のない加工で、服地を水や汚れから守りエコロジーにも配慮されています。

バーズアイ

鳥の目のようなドット状の織り柄のこと。
遠めに見ると無地にも見えます。

バーズアイ
※クリックで拡大します

ハウンドトゥース(千鳥格子)

猟犬の牙を連想させることから名付けられた、英国調のクラシックな柄。
日本では千鳥の飛ぶ姿に似ている事から「千鳥格子」とよばれていて、フランスでは鳥の足に似ている事からピエ・ド・プールと呼ばれているそうです。

ハンドトゥース
※クリックで拡大します

ピークドラペル

別名剣襟。
下襟が鋭角になっていて上向きになっているもの。
一般的にダブルのスーツにはこの襟が用いられる。

ヒゲ

カラーの裏側にある、表地を裏返した部分。
これがある事によって、カラーのサイズ調整ができる。

平織り

平織とは、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を交互に浮き沈みさせて織る、最も単純な織物組織になります。
丈夫で摩擦に強く、織り方も簡単なため、広く応用されています。
三原組織(平織、綾織、朱子織)の一つです。

ピンストライプ

ピンストライプは、ピンで突いたような点が線になっているストライプです。
ストライプの中でも最も細い部類のストライプです。

ピンストライプ
※クリックで拡大します

フラワーホール

立ち襟の第一釦ホールの名残で、花挿し穴のこと。
花を挿すため、ラペルの裏側に茎を止めるためのループがついている事もある。

フランネル

平織または綾織で織った柔らかい毛織物。生地の両面が起毛し、肌触りが柔らかい。主に、秋冬のスーツ生地として使用されます。

ヘアラインストライプ

髪の毛のように細い線を狭い間隔で並べたストライプです。
遠くから見ると一見無地にも見えます。

ヘリンボーン

この柄は「ヘリン(ニシン)」の「ボーン(骨)」つまり魚の骨の形に似ている事からこのように呼ばれています。
また日本では、杉の葉に似ている事から「杉綾織り」と呼ばれています。

ペンシルストライプ

文字通り、鉛筆で書いたような線になっているストライプです。
ピンストライプと、チョークストライプの中間くらいの太さのストライプです。

紡毛織物

毛羽の多い紡毛糸でおった毛織物の総称です。比較的短い羊毛類が使われます。
たいてい起毛されており、なかには縮絨(フェルト加工させる工程)して起毛される場合もあります。ときに、剪毛(毛刈り工程)して仕上げることもあります。表面に毛羽があり、手触りは柔らかく、厚地なので保温性に富みます。主として防寒用の服地や毛布として利用され、フラノ、メルトン、ベロア、ツイード、ドスキン、ビーバークロス、フランネルなどが代表的です。

マイクロファイバー

マイクロファイバーは化学的に組成された8マイクロメートル以下の極細のナイロンやポリエステルなどの繊維で、木綿と同等以上の吸水性や通気性・保温性を持たせた素材です。合成繊維の特質で速乾性などの点でもすぐれ、着用感も快適である事からスポーツウェアや下着類、衣料品にも最近では多く用いられます。

ミル、マーチャント

工場などの生産機能を持つメーカーは「ミル」と呼ばれます。
生産機能を持たない、いわゆる商社は「マーチャント」呼ばれます。

モヘア繊維

モヘアはアンゴラ山羊の毛で原産はトルコです。モヘアとはトルコ語で最高の毛を意味します。 一頭のアンゴラ山羊から採取できる量は約2Kg程度しかなく非常に貴重で価値の高い繊維です。吸湿性は綿よりも優れていて、外気温度を衣類内に直接伝えない為、爽やかな着用感が得られます。モヘアは通常のウール(羊毛)よりもやや硬い為、摩擦に少し弱い面も持ちあわせています。夏素材の代表格『モヘアトロピカル』等はウールとモヘアも混ぜて織りあげます。(物によってはモヘア100%の場合もあります) ウールとモヘアの交織のメリットは元々、太さの違う糸を合せて織っていく事で繊維間に隙間が出来る為通気性に富む点です。

撚り

撚る(よる)とはねじりあわせること。”腕によりをかける”とか、”よりを戻す”って言葉、ご存知ですよね。
撚り(縒りとも書きます)は日常会話の中で使われていますが、「糸の撚り」を語源として出てきた言葉なんです。
糸に撚りをかけることは、糸にとっても、その糸を使って作られる繊維製品にとっても、たいへん重要な役割を持っています。
撚り数による分類
撚り数の単位は、T/m。糸1メートルあたり何回転したかで表す。
甘撚(500T/m),中撚(500~1000T/m),
強撚(1000~2500T/m),極強撚(2500T/m以上)

ラペル

ジャケットの下襟のこと。
写真はノッチドラペル。他にもピークドラペルなど様々な種類がある。

リネン

麻は天然繊維の中で最も涼しい繊維といわれ、高温、多湿な季節に特に最適な素材です。そのさわやかな涼感と感触は他の素材では味わうことが出来ません。腰が強く、汗ばんでも肌に密着しない、通気性に優れています。水分の吸収、発散が早いです。

ページトップに戻る